| アイレム発売のアーケードゲームの移植作品でサイドビューのアクションゲーム。時は幕末、忍である「月影」の脳裏には一つの記憶が纏わり付いていた。それがいつの事であるか、何処での事なのか知る術もない。ただ、何故か狼の姿をした彼の目前で我が父が殺されると言う光景なのだ。そして忍の手により育てられ16年経った今、その秘密がいよいよ明かされた。月影の父を殺害したのも又忍であると言う事実。怒りと悲しみの中、忍への復習と我が身の出生の秘密を知る為、月影もまた父親と同じく抜け忍への道を選んだのだった。主人公の月影の操作は攻撃と軌道修正が可能なジャンプ・十字キーによる攻撃方向の変更が主。基本装備の4種類の武器とその他のアイテムを駆使してステージを攻略して行く。4つの武器には特徴が有り「妖刀霧正(刀)」は攻撃範囲が広く、敵の飛び道具を防ぐ事が出来る。「渦葉(手裏剣)」はショットスピードが早く連射が可能、「雷竹(爆弾)」は攻撃力が高く、投げる他にしゃがんで地面に設置する事も出来る。「昇竜鎖(鎖鎌)」は射程距離が長く飛び道具を防ぎ、十字キー入力で振り回す事せる。各武器は黄色の忍者を倒す事で手に入る「霊光宝玉」でパワーアップが出来、武器によって攻撃範囲が広がったり連射可能などの効果が現れる。その他にも、自機の分身が2つまで付く「分身の術」月影の周りに攻撃判定のある火の輪が付く「火輪の術」画面上の敵を全滅させる「破壊の術」等のアイテムもある。本作はアーケードモードと「PCエンジンモード」があり、基本のゲームは同じだが、PCエンジンモードはライフ制になっており、一撃ではミスにならない。この為難易度が非常に高い本作ではあるが、比較的遊びやすくなっている。ハードでダークな世界観、非常にカッコイイ作品なのでお試し頂きたい名作アクションである |